増進堂・受験研究社とNPOカタリバは災害発生時の早期子ども支援プロジェクト「sonaeru」による連携を開始
教育出版社 株式会社増進堂・受験研究社(本社:大阪市西区、代表取締役:岡本明剛)と認定NPO法人カタリバ(本部:東京都杉並区、代表理事:今村久美)は、災害発生時に子どもたちへの支援を一刻も早く届けることを目的とした災害時子ども支援プロジェクト「sonaeru」において、新たなアライアンスを締結し連携を強化していきます。
同社とカタリバは、昨年7月に熊本豪雨で被災した熊本県球磨村の小・中学生へ参考書・問題集の無償支援を進め、本年1月からはコロナ禍による経済的事情などで厳しい環境におかれる子どもたちを支援するため、小学・中学・高校生向けの学習参考書や問題集、またPC・タブレット等を使用して多様な教材をオンラインで閲覧できるバーチャルライブラリーによる支援を進めるなど、より多くの子どもたちの学習を支援できるよう連携を深めてまいりました。
このたび本アライアンスにより、同社はカタリバと緊密に連携して、災害発生後早期に同社の参考書や問題集を被災地に届け、現地の子どもたちが学び続けられる環境を確保することを目指します。
■「sonaeru」プロジェクト
災害発生時に子どもたちへの支援を一刻も早く届けることを目的とし、自治体・企業と事前にアライアンスを組んでおく、認定NPO法人カタリバが推進する災害時子ども支援プロジェクトです。
災害発生直後は、保護者である大人たちは、どうしても瓦礫の撤去など目の前の対処に追われてしまい、子どものことを充分気にかける余裕がなくなりがちです。「sonaeru」プロジェクトでは、様々な企業・自治体が平時からアライアンスを組むことで、セクターを越えたスムーズな連携を行い、迅速な子どもたちの支援ができる仕組みをつくり、災害時の子ども支援に備えていきます。
■認定NPO法人カタリバ
どんな環境に生まれ育った10代も、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動する教育NPOです。高校への出張授業プログラムから始まり、2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。コロナ禍における2020年からはオンラインによる学びの場を展開、貧困の連鎖を断ち切る困窮家庭支援も行っています。
URL:https://www.katariba.or.jp/
■増進堂・受験研究社
1890年創業の教育系出版社。日本初のドリル型教材や、「知りたいことが何でもわかる」をコンセプトに厚物参考書という新ジャンルを確立し、2600万部60年のロングセラーとなっている『自由自在』シリーズなど、創業以来130年にわたり常に時代に先駆けた教材を開発。“学ぶすべての人に、最良の学びを届ける”をミッションとし、現在は出版にとどまらず、デジタル事業・海外事業・発達に特性のある子ども向けの多様な学び事業など、様々な角度から教育事業を推進。AI・VRなどの最新技術の実証研究や、新分野のコンテンツ開発などを行うNEXT LEARNING Labsも運営。
URL:http://www.zoshindo.co.jp/
130周年記念サイト URL :https://www.zoshindo.co.jp/special/130th.html
保護者向け教育情報サイト「manavi」 URL:https://www.manavi.zoshindo.co.jp
(参考)
▼2020年7月30日 熊本豪雨・熊本県球磨村の学習教材支援
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000043401.html
▼2021年1月27日 コロナ禍・子ども学習教材支援
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000043401.html
■会社概要
名 称:株式会社増進堂・受験研究社
所在地:大阪市西区新町3丁目3番6号
代表者:代表取締役 岡本明剛
■本件に関する取材およびお問合せ先
株式会社増進堂・受験研究社
担当:総務部 広報・マーケティング課 山本
E-mail:info@zoshindo.co.jp
転載元記事:増進堂・受験研究社とNPOカタリバは災害発生時の早期子ども支援プロジェクト「sonaeru」による連携を開始(株式会社増進堂・受験研究社:2021年2月18日)