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  • 2024年06月26日

秋田・五城目コモンズ(シェアビレッジ株式会社/特定非営利活動法人あきた結いネット)

復興BASE

\団体のご紹介/

秋田・五城目コモンズ(シェアビレッジ株式会社/特定非営利活動法人あきた結いネット)
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  • 支援対象の災害

    令和5年7月15日からの大雨

  • 事業期間

    2024年5月〜2027年2月

  • 活動地域

    秋田市、五城目町、井川町、八郎潟町、大潟村、男鹿市

活動地域の被災状況と課題

■発災当時の被害状況
【秋田市】
・7月中の記録的な大雨により、広い範囲で住宅が浸水。秋田市では約5800棟が被害を受け、半数以上が床上浸水となった
・秋田市を中心に県内全体で568箇所の事業所が被害を受け、中には4ヶ月ほど経った11月でも事業を再開できない状態の事業所も存在し、被災した人たちの生活をどう再建していくかが課題となっている
【五城目町】
・河川の増水や土砂災害に伴う道路の損壊、建物の浸水といった被害が発生
・町内全域に渡る約3500世帯に断水、599棟に浸水被害が発生
・農地で浸水した車の中から男性1人を発見、死亡が確認された

■事業開始時の状況
【秋田市】
・発災直後から被災エリアの個別訪問を開始し、毎週末に生活物資の配布や炊き出しを実施してきた。しかしながら、高齢者のひとり暮らしもしくは夫婦世帯が多く、各種制度の情報取得や手続き等が難しい状況にある。また、SOSを出すことに不慣れな県民性もあり、支援ニーズの把握のため継続的な伴走支援の中での信頼関係構築が重要となっている
【五城目町】
・町では罹災証明の受付が終了しており、氾濫した河川の復旧など対処療法的な実務は進んでいるものの、被害を受けての現状復旧にとどまっている
・豪雨災害の原因が調査研究されておらず、原因がわからないが故に解決策に向けての行動に至っていない

目指す成果

・山林、河川、文化を地域の社会的共通資本であるコモンズとして捉え、ビジネスや地域活動を通して持続可能な地域になり、日々の暮らしや仕事を通して、自然との共生を実現する実施体制を構築した状態
・被災の被害から回復しながら、同時進行で今後の災害にも備えることができるような状態

おもな活動内容

コンソーシアム団体名:秋田・五城目コモンズ
幹事団体:シェアビレッジ株式会社
構成団体:特定非営利活動法人あきた結いネット(https://akitayuinet.com/)

【秋田市・特定非営利活動法人あきた結いネット】
①生活支援事業(被災者宅への戸別訪問、生活物資や食料などが安定供給出来るためのネットワークづくり)
②相談支援事業(チラシ配布等の広報活動、相談窓口、復興支援拠点の整備)
③ネットワーク構築事業(復興支援に関わる団体、行政等との情報共有や連携等)
【五城目町・シェアビレッジ株式会社】
①研究事業(馬場目川流域にある山林、河川などのコモンズの分析・可視化を、大学に所属する研究者が調査し、コモンズの管理に直接的に関わる土木・林業事業者と役場と連携して災害に強い里山流域圏のモデルづくりを行う)
②研修教育事業(森林、河川などのコモンズを持続可能に管理するコミュニティを醸成し、地域住民や地域のこどもたち向けに、森林や河川の循環を学ぶフィールドワーク、料理人によるこども向けの災害時を想定した料理体験プログラム提供、市民の自治力を高め災害に強いコモンズを育てる)
③ツーリズム事業(流域圏でのリジェナラティブなツーリズムを横串で仕掛ける協議会の組成・運営、コンテンツ作成とテストプログラムを実施)

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